訴訟、国際仲裁

 当事務所の訴訟業務の特色の一つとして、大型の訴訟を取り扱っているということがあげられます。特に債権回収訴訟は訴求金額が大きく、中には百億円近くの訴訟も有ります。

 日本企業の訴訟代理人としての中国での訴訟を数多く取り扱っていることから、裁判管轄、準拠法の問題、認証・公証手続、証拠提出問題、送達の際の問題など、国際間にまたがる訴訟の際の現実的な問題点に精通しているばかりでなく、保全処分および執行の段階における特有の問題も数多く取り扱っています。さらに、実際の訴訟において、勝訴するためには中国において、どのような形で訴訟を行うのが最も有利であるか、またどのような戦略を取ることが、最も迅速かつ効果的であり、依頼者の目的を達成することになるのかなどについて、経験が豊富であり、誤りのない判断を下すために、幅広い視野からの法的助言を行うことができます。

 また、国際仲裁では、中国国際経済貿易仲裁委員会(北京分会、上海分会と深セン分会)において、日中間の大型仲裁案件を取り扱ってきており、当該仲裁機関における手続および審理に精通しています。